RENEWAL 2003/01/01 LAST UP DATE 2007/06/17

はじめに

1970年代、一般家庭にはパソコンやTVゲームはおろか、ビデオデッキすら普及していなかった時代。我々少年 にとって本やテレビ、映画などが娯楽として占めるウェートが現在より高かった。折しも空前のオカルトブーム。 『エクソシスト』『オーメン』『サスペリア』等の映画が相次いで大ヒットし、テレビではネッシーやUFO、心霊   特番に胸を躍らせ、ユリ・ゲラーの超能力の実演をスプーンや腕時計片手に食い入るように観ていたものです。   放送翌日の学校では、その話題でもちきりとなり、万一観逃そうものなら、とても寂しい思いをせねばなりません でした。そんな時代に育った我々の世代(30〜40代)にとって忘れ難いモノがあります。現在、マニアの間では  “ジャリ本”と呼ばれる一連の書物です。そこで扱われる内容はオカルト(怪奇、スリラー、幽霊、妖怪、超能力) UFO、UMA、宇宙人、スパイ、名探偵、犯罪、災害、予言にノストラダムス、人類滅亡などといった実にカルト  なジャンルばかりでした。特に豪華な執筆陣による凄まじいまでにリアルな挿絵が特徴で、それらは微塵も   容赦すること無く子供たちの恐怖心を煽り立てるほど素晴らしいものでした。故に大人になっった我々にとって 一種のトラウマとなり脳裏にくっきりと焼き付いているのです。近年、これらが見直されるようになり、大人に  なった当時の読者が自由になる収入を得て、いわゆる“オトナ買い”に走り、ネットオークション等でしのぎを  削っており、高騰する価格のために非常に入手し辛い状況になっております。               
        また現代の児童書にはこのような本は皆無に等しい状況ですからなおさらです。
少し戻りますが、これら“ジャリ本”の特筆すべきは、兎に角豪華な執筆陣の挿絵が惜しげもなく使われている  ことです。石原豪人、柳柊二、小松崎茂、南村喬之などなど贅沢極まりない大家ばかりです。その世代の人間で  あれば名前に聞き覚えがなくとも、その作品を一目みれば必ずや郷愁がこみあげてくることでしょう。      その中でも特に私の琴線に触れるのは、なんといっても石原豪人先生の絵です。               
        しかしながらこれらを扱ったサイトは決して多くはありません。 
以上を踏まえまして、この【THEATER BABYLON Deluxe】では石原豪人先生を中心とした古きよきジャリ本の    世界を紹介し、皆様に一緒に郷愁に浸って頂こうという趣旨で運営していこうと思います。それでは“いざ、   素晴らしきジャリ本ワールドへようこそ!” ENTER